私の健康法

患者さんとの話の中で、私の健康法を訊かれることがあります。特別なことはしていませんが日常で注意していること、そして新型コロナウイルスへの対処を含んだ私の健康法を挙げてみます。

上咽頭や口腔のケアはとても大事。風邪や新型コロナなどのウイルス対策に鼻うがいは欠かせません。ヒマラヤ岩塩も用います。外出時は高塩濃度の鼻スプレー。乾燥する冬は就寝時に口テープで口呼吸防止。喉に感染かもという違和感があったらすぐに銀翹散を服用。

按腹を専門にしているので腹部の状態には当然気を付けています。免疫をはじめ、お腹の調子が体の調子と直結していることは間違いありません。ただ自分で腹を揉むと歪に力を使い疲れるので電気温灸器を用います。
薬は百草丸を予防的に毎日、調子に不安がある時は補中益気湯や藿香正気散などを適宜に服用。
食事はそれほど神経質にしていません。明らかに自分に合わないものは極力避けます。アイスや牛乳はお腹の調子が崩れるのでダメ、激辛や醤油、人工甘味料も避ける。どんなに美味しくても腹八分を超えて食べない……という程度です。お酒はたまにビールを一缶。基本は胃腸の調子を崩さないことです。
サプリメントはEPA、ORT乳酸菌、ビタミンD、フコイダンなど。

スポーツで体を壊したことがあるので激しい運動はしませんが、杖道という武道の形稽古は続けています(現在はコロナ禍なので一人稽古)。普段の生活では使わない筋肉を使い血流を促進します。武道の修練は精神的効果もあり、それは身体にも好影響を及ぼします。大腿の筋力が衰えると膝や腰などに問題を生じやすいので、体幹トレーニングを兼ねて立禅。

足三里というツボへの施灸。胃腸ケアとして長年行っています。また灸は細胞性免疫にも効果的な刺激なのです。

あとは物事を悲観せず深刻に考え過ぎない。もちろん何事も諦めたり思考を放棄するということではなく、その時にやれることをやる。全て行えなくても半分でもできればよしとする。体は心の動きと連動します。
現在、新型コロナウイルスによって過度な不安が蔓延しています。不安で深刻な思いにとらわれ過ぎると、体の戦う力も削がれるのではないでしょうか。テレビをつけると恐怖を煽る内容ばかりで冷静で客観的な報道とは程遠い。今のテレビは見るべきではないとすら思っています。


最後に話が少し逸れてしまったかもしれませんが、以上のことが現時点での私の健康法です。


2021年8月27日 | カテゴリー : 治療雑話 | 投稿者 : はな治療室