一般に五十肩(四十肩)とは肩関節周囲炎ともいわれ、中年期に頻発する肩関節の痛みと運動制限の総称です。夜間早朝の痛みなどを伴う方も多いです。
肩関節内に張り巡らされている筋肉群の一部に起きた炎症が原因となる事が多く、細かい分類では上腕二頭筋長頭炎や肩峰下滑液包炎や肩峰下滑液包炎,回旋筋腱板の損傷、石灰沈着による疼痛…とされています。
「放っておいても治る」という言葉もよく聞きますし、実際そうしていても半年から長くても二年もあれば治癒することが多いです。
しかし、仕事や家事での不便さや放置期間中に積もる筋力減退や他部位への悪影響とを考えると積極的に治療すべきです。何よりも肩の痛みというのは激烈で辛い症状ですから早く治したい。