頭部末端徹底治療 -ストレスと末端の凝り-

理容院や美容院での整髪の際、頭をマッサージされると、とても気持ちが良いものです。これは理に適っていて、頭部は非常に凝る場所だから頭部の治療です。

普段はほとんど意識することはない頭皮の下には薄いながらも筋肉が張りめぐらされています。顔の表情変化や目の開閉・瞬きにも関係しています。現代生活でのパソコンやスマートフォンでの目の酷使によって、当然頭の筋肉にも緊張が蓄積されていきます。

また、過度のストレスによる自律神経の変調で血行不良を起こし、体の末端部分の固さとなってしまいます。

その末端部位とは「頭」「前腕(肘から先)」「脛(膝から下)」です。

頭部の反応が蓄積されると、その固さは首や肩にまで及びます。それが由来の肩こりだと、いくら肩を揉んでもその場しのぎにしかなりません。

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五十肩

一般に五十肩(四十肩)とは肩関節周囲炎ともいわれ、中年期に頻発する肩関節の痛みと運動制限の総称です。夜間早朝の痛みなどを伴う方も多いです。

肩関節内に張り巡らされている筋肉群の一部に起きた炎症が原因となる事が多く、細かい分類では上腕二頭筋長頭炎や肩峰下滑液包炎や肩峰下滑液包炎,回旋筋腱板の損傷、石灰沈着による疼痛…とされています。

「放っておいても治る」という言葉もよく聞きますし、実際そうしていても半年から長くても二年もあれば治癒することが多いです。
しかし、仕事や家事での不便さや放置期間中に積もる筋力減退や他部位への悪影響とを考えると積極的に治療すべきです。何よりも肩の痛みというのは激烈で辛い症状ですから早く治したい。

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お灸

はな治療室では灸療法も行なっています。お灸いろいろ
灸は経穴(つぼ)や反応点へ艾(もぐさ)を燃焼させることによる反応を利用する治療法です。
首肩こりや足の疲れなどにはもちろんですが、胃腸や自律神経の調整、変わりどころでは二日酔いなどにも用います。
艾に含まれるチネオールという物質には精神鎮静作用があるとも言われています。
使用する艾は、肌に直接据えて燃焼させるタイプではなく、間接灸という筒状の紙菅上部に艾があるものを用います。
紙菅によって艾と肌の間には数ミリから1センチ近く空間があるので(右画像)、火傷跡が残る心配は極めて少なくなります。
艾を燃やした後のヤニが肌に残ることがありますが、自然に消失します。
このタイプの灸は、必要に応じて患者さん自身で継続的に行なうことができるのも利点です。

また、温灸器を用いる灸療法もあります。

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パソコン,スマホ疲れ(VDT症候群、パソコン病)

はな治療室のWebサイトは代表自らが手がけて公開しています。pctired
素人作業とはいえ、仕事関連のサイトなので気が抜けませんし、一度取り掛かると数時間以上も画面の前に張り付いてしまうこともあるので、かなりの疲労を感じる時もあります。
ただ長時間のキーボードやマウス操作が如何に身体に良くないかを身をもって体感できるので、これはこれで毎回良い経験になっています。

パソコン作業での疲れは首や肩のこりなどが筆頭に挙げられますが、ガチガチの首肩腰が出来上がってしまうにとどまらず、酷くなると手の痺れや不眠、さらに心の病に及ぶこともあります。
このような状態に陥ってしまうと、たまにマッサージなどを受けたところで解決への道のりは長くなってしまうでしょう(蓄積される前に少しずつでも対策していれば別ですが・・・)。

しかし改善手段がないわけではありません。

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