高齢者や歩行困難症状へのマッサージ

insurance1「歩く」という動作は、これだけで体のためになっています。左右の足を動かすだけでも血流は促進されます。歩行による地面からの刺激は腸運動促進に繋がり、排泄など重要な体の機能にもリズムを与えます。

歩けなくなって長期間の安静状態が続くと、たちどころにさまざまな心身の機能低下が現れます。
その中のひとつにに廃用症候群(生活不活発病とも呼ばれます)があります。主に高齢による寝たきりや、各種病状によって歩行が困難な方に見受けられます。

廃用症候群は、

  • 関節拘縮,筋委縮,筋力低下等の運動器機能低下
  • 心肺機能低下,消化機能低下,浮腫,起立性低血圧,褥瘡(床ずれ)等の循環系機能低下症状
  • うつ,気力減退,自律神経失調,不安等の精神的機能低下

などに至ることがあり、対策は重要です。

老化を止めることは不可能です。進行を止められない病気も多くあります。しかし廃用症候群については改善や予防の余地は大いにあります。

歩行が困難で寝たきり状態であっても、マッサージや運動法によって、「歩く」という運動に近い状態を作ることはできるので、廃用症候群対策には有効と考えます。血流促進効果、関節の柔軟性を保つ効果(関節拘縮予防)もあります。下肢への刺激は腸運動を促進する効果もあるので、消化促進や便秘改善なども期待できます。

また、体と心は非常に密接な関係にあります。思うように動くことができない日々の中、関節の動きが制限された状態や、酷い浮腫みのある状態で過ごすのは体だけではなく、精神にも非常につらいのは自明です。マッサージ施術により体が少しでも楽になると、心も軽くなります。心が少しでも軽くなると、それにつられて体も良くなるように方向付くのではないでしょうか。

はな治療室では医療保険適用の訪問マッサージも注力しています。
マッサージは物理的にも心理的にも人と人との触れ合いであり、単に機械的に施術するのではなく、つらい状態に対する共感がなければ、全く足りないと考えます。はな治療室では「人のこころがわかる施術者・治療家」を目標に、一所懸命に施術します。

訪問可能範囲は札幌市豊平区、清田区、南区、中央区、白石区、東区が中心となります(西区北区は一部範囲外の場合あり)。手続きなど詳しくは保険適用訪問マッサージのページをご参照ください。

2015年6月22日 | カテゴリー : 治療雑話 | 投稿者 : はな治療室